ディスクレビュー:the GazettE [TRACES vol.2]−3
こんbsんは。
今回もthe GazettE のバラードベストアルバム[TRACES vol.2]のレビューです。
ちなみに前回、前々回はこちら。
今回が最終回。いくぜカマンッ
M-7[WITHOUT A TRACE]
自ら命を絶ってしまったファンに向けた歌。
原曲からアレンジ面での変化は少なく、原曲の魅力を最大限生かしています。
各個人のスキルアップにより、原曲以上に心に響きますね…
M-8[紅蓮]
赤ちゃんポスト、妊婦のたらい回し問題について歌われた曲。
ベースが指弾きになりより低い位置で鳴っているため、原曲のごちゃっとしていたところがスッキリしました。
原曲では中域が強く甘めだったヴォーカルも、声質の変化により高音が綺麗に出ていてより感情が込もって聴こえます。
大サビのメロディアレンジはエモい。カッコいい。
M-9[白き優鬱]
病気で入院したお婆さんと、急に優しくなった家族の歌。
アレンジは抑えめで、音がスッキリしています。
それぞれのパートが際立って聴こえるので、原曲では潰れて聞こえていたギターもしっかり聴こえてきます。
M-7〜M−9は同時期に発表された曲たちですが、この曲たちは儚なエモい感じで非常に浸れます。
M-10[PLEDGE]
M-6[UNTITLED]の続編。
めっちゃラブソング。
Aメロの歌い方が優しく語りかけるようになっており、より歌詞にフィットしてる。
サビの伸ばすところの高音がスゴい。
かっこいいです。語彙力のなさがやばい。
M-11[絲]
初回限定盤のみに収録。
彼女と別れたことを後悔している男の歌。
原曲は初期の曲ということもあり、いかにもヴィジュアル系といった感じの甲高い声を使った歌い方ややたら動くベースラインでしたが再録版はすこしオトナな感じになりすごくカッコいいです。
日本の演歌や歌謡曲的なドロっとした感じが出ていて最近の曲とは違った魅力があります。
M-12[体温]
こちらも初回限定盤のみに収録。
ある陰惨な事件をモチーフとした歌。かなり重いです。
この曲が最も原曲から変わっています。
テンポダウンやベースのピッキング数が減り、より陰鬱な雰囲気になっています。
また、原曲では英語だった歌詞が日本語になり、痛々しさが増しています。
大サビのメロディーアレンジは胸が苦しくなります…
以上がTRACES vol.2のレビューです。
全体的に超駄文でしたね。反省。
あえて原曲を知っているテイで書いてみました。一般的には敬遠されがちなヴィジュアル系である彼らの楽曲に触れるきっかけになれば、と思って。
僕はヴィジュアル系が好きという訳ではありません。むしろその逆かもしれない。
けどガゼットはもう10年以上ずっと聴いてるんですよね。
何が魅力かって聞かれると、なんて答えればいいのかわからない。
僕がガゼットに抱くイメージは「カッコいい」これに尽きる。
とにかくかっこよさを追求している僕には、そんなところがツボなのかもしれません。
ぜひみなさんも今回のアルバムは手にとって聴いてほしい。
いままでのイメージとは違うものに出会えるはずです。
Bye.